2011年04月14日

人生がひと回り弛む時

花粉が舞っている。

花粉だけなのか、ちりちりするこの感覚は
車に降り積もって視覚に入ってくる黄砂も混じっている気さえする。

黄砂から花粉から、ダイオキシンから微量放射性物質から
混合ふりかけのように
舞っている空想が浮かぶ。

この春、生まれて初めて
花粉症なる症状を体験している。

症状は、目の周辺に限定されているが、
去年まで、花粉症持ちの人が
花粉が飛んでる!飛んでる!
目に見えるようなくらいに飛んでる!!
とか言っているのを、

過敏な心理状態が、
感覚の過剰を呼んでいるのだなと云う
くらいにしか考えなかったが…

量的にさえわかるくらいに
花粉を目で感じるのを、実感して
なるほどな、と
行ったことのないうわさの見知らぬ町に
足を踏み入れたような
感慨を持ったものである。

花粉症は2月に始まり、3月には沈静、
ふたたびこの4月の初めから
不快感にさらされている。

3月は花粉の飛散量が少なくなったとは
聞かないから、
花粉感受の感覚がいったん納まった後、
また再び4月に入って、
過敏状態になったということである。

花粉症とは、何であるか…、
免疫系等の過剰防衛状態と
これは、いえるのだけれど、

春や秋口の、関節が大きく変化する時期に
関連した身体の変動である。

関節とは、
後頭骨、肩甲骨、骨盤である。

春には開き、秋には閉じる。
外気の変化に即応するため、汗をかきやすくしたり
皮膚を縮めて、寒気から防衛しているのである。

この関節の大きな変化に、身体の各部の動きがとまどい
痞(ツカ)えてしまうと、
数歩送れた頃に、にわかに花粉症が始まる。


実を言えば、私の花粉症は
1月のギックリ腰から始まっている。
これまた、初めてのギックリ腰であった…。

今季、ある稀な傾向が身体にはある。

ほとんど、経験が無いほど
仙骨、腸骨の繋がり、つまりは骨盤に
身体の変化を促す急所が
存在している。

一般的な広範囲の傾向として
今も続いている。

どういう訳なのか…、
骨盤を、今季は集中管理指令室に
身体が選択しているということなのだろうか。

私のギックリ腰は仙骨と腸骨の繋がり目から
始まっている。
骨盤の「開き」の痞えである。

腰椎4番と5番の間から開きの動きに
追いつけないサインが走り、
腰をかがめただけで、ブロックされてしまったのである。

私は、つい数年前に
学生の頃から愛用していた革ベルトがついに、
経年劣化で切れてしまい、
新調せざる得なくなったのだが、
ことほど左様に、体型が30年くらい変わらずに
細身の骨体をさらしてきたのである。

人生の年代の山をいくつか通って来たわりに
骨盤や関節の基本が開いて、ガッとひと回り
大きくなることが無かった。

人は、人生の年代を重ねるごとに
関節が開き、皮膚は弛み、歳をより取るものである。

稀に私のように骨盤が開きにくいタイプが
いるのだが。

しかし、どうやら
今季はこのような私でさえ
骨盤の、しかも大きな開きに関わる
底部の奥が、開くのであろう。

そこで、身体はテコヅっている…。
そこで、ギックリであり、
ギックリは完治したが、
今は花粉症なのである。


なぜ、これほど
大きな変化を予感した骨盤の集中管理が
今季は存在するのだろう…


世情は、打ちひしがれた魂を奮い立たせ、
何とか復興の夢にかけようとしている。

戦後や阪神大震災の時のように
力強い、今までどおりの、
勤勉で忍耐強い国民性の発揚を信じている。

けれど、
この身体の予感は
深刻なものを、深刻に、弛まない精神と
揺るがない向上心で受け止めることが、
今回は適わないかもしれないという
サインを、ひそかに
私たちに教えているのかもしれない…。

posted by 身体気法会 at 12:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月11日

お知らせ

しょぼしょぼと始めたブログであるけれど、
数名の方に、すでに拝読いただいています。

ありがたいことであります。

HP上でも、記載したようにまだまだ
当ブログは試作版の位置づけである。

と、早速、改訂になるのですが、
告知していたように、貼り付けられている
広告を除くべく、今までの
URLは閉鎖し、新しくコチラ(当URL)に
引き継いだ「ウ・ト・ペラニ通信」を
移動させました。

お手数をおかけしますが、
再度、HPの入り口よりご訪問くださいませ。


posted by 身体気法会 at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ムラサキツユクサの示すもの

桜が、この辺りでは、
あれよあれよという間に
一気に開花して、すでに八部咲きである。

羽虫や小虫などの姿も見かけるし、
道端にはバッタが何故か貼り付いていたりする。

知らぬ間に虫たちも活動を始めていたのである。

花の咲きかけも虫たちの出現も
なぜか不思議に
唐突な感じがする。

春は、とっくに始まっているのだけれど
春の勢いを、自分の中に
見出せないでいる。

三月から
あまりに、気が滅入る事象が
途切れることなく続いているからであろう。

ことに原発の
途切れる事のないボディーブローのような、
日々、小出しに出される異常事態の報告は
人々の精神にかなり、こたえているのである。

あいかわらず、
個別に「ただちに」危険を及ぼすものでない
と云う安全護符つきの
放射能汚染情報は、TVの中での
専門家といわれる人たちによる力説に
モヤモヤしながら、そうかなと
頷くしかないのであるが…。


ここ、静岡県には
これまた東海地震の直下ともいえる
位置に浜岡原発がドンッと
沸騰水型原子炉、5号機までが
立ち並んでいる。

1,2号機は運転を終えているが、
福島原発の一連の推移をみるかぎり
保管された核燃料も、まったく同等の脅威を
持っている事に変わりないといえる。

浜岡原発は
今までの通常運転時においても
何度か、配管のひび割れなどによる
微量放射能漏れの事故を起こしている。


70年代に、この浜岡の地で
ムラサキツユクサを使って、
通常運転時に排出されている
微量放射能による放射線の害について
調査を続けた地元高校の先生がいた。

ムラサキツユクサは
市川定夫氏(埼玉大学名誉教授)による
微量放射線による生物への影響の研究により
もっとも、観察に適した植物として
選択された草花なのである。

ムラサキツユクサと云うのは
おしべの毛の細胞が一列になっており、
通常のヒトなどの複雑な配列の細胞に比べ、
放射線により影響を受けた遺伝子の状態が
観察しやすいのである。

放射線により影響を受けた遺伝子は
突然変異し、その劣性遺伝情報が
伝えられてゆく。

ムラサキツユクサの観察は
低レベルの、まったく人体に影響のない
通常運転時の放射性排出ガスが
微量であっても、
明確に生物の遺伝子に影響を及ぼす事を
証明したのである。

なるたけ、伏せられてはいるが
放射線量と云うのは
総量によって、多くなればなるほど
突然変異率は比例して
増加するのである。

個別に安全といっても
すでに、大気で海水で
土壌で、作物で
魚で家畜で、総量は日増しに
増え続けているといえる。


日本は、
パンドラの箱を開け放ってしまったといえる。
パンドラといっても
闇の箱である。

とめども尽きぬ闇が
ズクズク湧き出てくる
世界に切り抜かれた暗黒の穴と
いえる。


生命と云うものは、
今まで、
環境からどれほど困難を強いられて
生き抜いてきたか知れない、
その難題を解決し、改革してきた知恵と体力を
何代にも渡って遺伝情報として
伝え続け、今日まで
生存してきたものである。

今回の艱難は
人工的で、あまりに唐突な
身体の、自然のリズムとも云うべきものを
無視した異常事態である。

これに、対応し対抗して
やがて適応を図る事は
かなりハードルが高い困難だといえる。

けれども、
もっとも高い確率で
このたびの放射能の害悪が
表面化するのは
この後の人々、未来の2代目、3代目である。

身体には、
現在までに改革して培い
備えてきた放射線の害悪に対する
対抗法を、その
廃毒法を持っているのであるが、
〜身体気法会「放射能の害に対する処置法」参照されたし

このプログラムに
洩れてしまうほどの新規の、未知の量の
放射腺にさらされる事態に
なった今、
けれど、やはりこの身体の知恵と体力に
希望を、願いをかけざるを得ないのである。


2代目、3代目に伝えられた劣性遺伝情報と
その対抗的知恵と体力の可能性をも
同時に併せ持ち、背負いながら
生まれ来るであろう
未来の人々に…。
posted by 身体気法会 at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする