ところで、白山治療院の指田さんがアップされた
治療院通信の28年6月3日付けの記事の「謎の禁煙席」は
まことに面白い。
使わないことでエリアを拡大する、という
この行動様式が実に面白いのだ。
西洋的な「生態行学」とか「社会システム工学」とか
あるいはオルタナティヴ的ともエコロジカル的な発想とも言えるけれど、
起点となった行動は、日本的な「遠慮の行為」から
来ているような気がする。
たった一つしかないので、ほかの人に譲る、と云う
この不特定であいまいで漠とした「他の人」という
実体性のはかないものに、気を注視する、
中心を「無」にしながら、その周縁に自らの実体を置く、
と云うこの行動様式が、実に面白い。
私のブログの「無縁の距離」という記事で扱っている
周縁性の話題にも通じていて、とにかく
興味が尽きない報告なのである。
白山治療院通信(謎の禁煙席)
http://hakusan.cocolog-nifty.com/seitai/2016/06/post-1ce5.html
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